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腰痛の簡単な鑑別法について
腰痛になったとき、状況の把握のためのポイントを幾つか書こう。
まず腰痛の場所である。
お尻の部分なのか その上の部分か。
その違いは大きい。
骨盤に問題があるのか 腰椎に問題があるのか
という簡便な鑑別法になる。
次に腰痛になったはっきりしたきっかけがあるのかということ。
はっきりしたきっかけの例
昨日重いものを持ってから腰痛になった。
はっきりしたきっかけのない例
今朝起きるときに痛み出した。
気が付いたらだんだんと痛くなってきた。
骨盤に痛みの場所があってはっきりしたきっかけがない場合、
日常生活の身体の使い方のバランスの悪さの蓄積だ。
もしはじめての腰痛ならこれを機会に腰痛とお友達になれる可能性高い。
はじめてでないなら
あ、またきた、という感じ。
腰痛と再会を祝して乾杯だ。
今後さらに親交を深められるチャンスである。
お友達になりたくないなら骨盤の歪みを調整して骨盤の歪みを作ってしまうような生活習慣を変えることが大切。
腰椎に腰痛の場所があってはっきりしたきっかけがある場合
この場合は腰痛とお友達なんて言っていられない。
日常動作の支障が発生している。
きっかけになった出来事によって腰椎に炎症や病変が発生している。
痛みが増していく状態があれば炎症が起きている。
洒落にならない事態=日常生活が送れない
であれば速攻医療機関だ。
腰が痛いなあ の範囲であれば施術院でいいだろう。
骨盤に腰痛の場所があってはっきりしたきっかけがある場合結構重症なことが多い。
骨折や断裂、挫傷 の可能性を疑う。
その可能性があれば医療機関。
そうでない場合は「骨盤のズレ」が大きいケースが考えられる。
腰椎に腰痛の場所があってはっきりしたきっかけがない場合。
慢性的に腰椎に問題があることを思う。
腰痛を結構放置してきた場合に多いかもしれない。
腰痛だけでなく全身に歪みが蓄積しているかも。
でもご本人はたいして気にしていなかったりする。
こういう時身体が丈夫な人は逆に危険だ。
丈夫なので歪みを吸収してしまうキャパが大きい。
無症状でその間を過ごすこともある。
ある日突然堤防が決壊したとき歪みは集積して大きな河になっているので洪水の被害は大きくなってしまう。
その経験で意識を変えることができればそのあとは健康な生活を送れるだろう。
生まれつき身体が屈強なため健康意識に無頓着な人の大き目の決壊はある程度避けられない。
なるべく若い時に経験したい。
高齢になってからの初決壊は避けたいものだ。
身体があまり丈夫でない人は小さな決壊を何度も経験しているので注意を怠らなくなる。
結果的になんだかんだ言って健康で長寿を獲得しやすい。
肩こり、腰痛、姿勢改善、カイロプラクティックのことなら札幌市南区澄川のTBBカイロ整体施術センターにお任せください。