カイロプラクティックと予防医学 | 札幌市南区澄川の整体・カイロプラクティックならTBBカイロセンター

世の中にはいろいろな療法がある。

正規　　非正規　　ふくめて。

腰痛や肩こりなどに定評のある

カイロプラクティックは日本では民間療法であるが解剖学生理学的に筋道のたつ療法のみを施す。

解剖学生理学的に理屈の立たない方法はたとえ結果が出るとしても採らない。

結果がすべてだ　という意見もあるだろうが、

極端な話、魔術で結果がでたとしたら魔術を採用するのか？

という事である。

わたくしは結果の出る魔術は存在しても不思議ではないと思っている。

どんな魔術か知らないが、魔術の道理の主張はあるだろう。

が魔術の道理は解剖学生理学的道理とは合致しない。

知らなくても常識で判断がつく。

だから採用しないのである。

概して目に見えないものを持ち出す道理は

解剖学生理学的道理と親和性が皆無なのですべて却下である。

経絡や反射区のような理論は歴史と認知度が確立した立派な理論である。

が目にはみえないものだ。

解剖学生理学的に見て理屈が成立するものは解剖学生理学的な見地から受け入れる。

手当　という古来からの日本語がある。

患部に手を当てていると痛みが軽減するという経験則から生まれた言葉だろう。

この現象は解剖学的生理学的に証明されていない。

今後も証明されるような予感はない。

よってこの原理の応用の施術は本来却下なのだが

オステオパシーに似た施術がある。

見た目は同じである。

オステオパシーの奥義は若干神懸っているがこのレヴェルのオステオパシーは充分

解剖学的生理学的道理と親和性がある。

よって受け入れることができる。

さて　どんな療法をするか　ということ

以上に大事なのはその目的である。

つまり何のために施術をするのか？

ということである。

何言ってんの？

楽にするためでしょ！

当たり前でしょ！

そんな声が聞こえてきそうだが

ちょっと待っていただきたい。

痛み軽減が目的なら痛み止めを飲むほうが早い。

カイロプラクティックは理想が高い。

その時の痛みの軽減だけでは満足しないのだ。

健康意識の高い人にはうってつけである。

歯が痛いので歯科医院に行く。

「歯が痛いんです」

「虫歯ですね。注射しましょう」

「痛みなくなった」

「痛みがまたでるようだったら来てください」

変な会話だ…

腰が痛いので施術院に行く。

「腰が痛いんです」

「腰痛ですね。施術しましょう」

「痛みなくなった」

「痛みがまた出るようだったら来てください」

これは変な会話ではない？

だがどっちも変な会話なのだ。

虫歯の治療しないでその時の痛みだけとめても虫歯なおらない。

腰痛の治療しないでその時の痛みだけとめても腰痛なおらない。

ん？　注射だけでは虫歯の治療にならないのはわかる。

施術は腰痛の治療ではないのか？

そうなんだけど

特に慢性的な腰痛は身体の歪みが「くせ」になっている。

「くせ」を治さないと、腰痛は再発するのだ。

ある程度の時間が必要になる場合もある。

どうせくせを治すならその理想は姿勢の改善である。

それは予防医学の世界に行き着く。

自律神経の流れとバランスが変わる。

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