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背部痛の話

背部痛は背中のどこかが痛いということ。

 

腰痛もふくめ いろいろな痛みがある。

 

筋骨格系歪み由来の痛みがカイロの適応。

 

痛みの持続、増減が規則的、均一的

 

かつ楽な姿勢、つらい姿勢の区別がない

 

ならば器質的病変由来の可能性高い。

 

速やかに医療機関を受診するべき。

 

さて圧倒的に症状が出やすい部位は、腰と肩である。

 

昔から「腰痛肩こり」と並び称さされるだけのことはある。

 

でも今日は背部痛の話。

 

わかりやすく背中を上部 中部 下部 に分けよう。

 

脊椎でいえば 上部~中部胸椎 中部~下部胸椎 腰椎

 

ということになる。

 

まず胸椎および腰椎(背中)の特徴だが

 

このテリトリーから出る遠心性末梢神経の大半を占める自律神経は交感神経である。

 

副交感神経は背中からは出ていない。

 

膨大な交感神経は脊柱をでるとまず脊椎の横の長細い線維に集結する。

 

そこは始発停留所からほど近いバス・ターミナルのようなもの。

 

ここでさまざまな始発から乗ってきた乗客が、それぞれの目的地に合わせて乗り換える。

 

バスは時間調整をする。

 

運転手も交代する。

 

このターミナルを交感神経幹と言う。

 

脊椎の左右に上から下まで走行している。

 

ターミナルを発車したバスは全身の皮膚や血管、臓器に分布していく。

 

これが交感神経の路線図だ。

 

くどいようだが、交感神経は背中からしか出ていない。

 

交感神経の作用の一つに筋肉の収縮 末梢血管の収縮がある。

 

 

過度の緊張状態が続く仕事が連続すると背中がガチガチになることは知られている。

 

痛みはないのだが、背骨の際が「岩のように」なったりする。

 

これは交感神経幹の過緊張と理解すれば納得できるのである。

 

固い背中を力技でゆるめようとしても、限界があるのは原因を見ていないからだ。

 

この話はまた別の機会に譲ろう。

 

次に胸椎の特徴だが、胸椎は12個だが左右に12対の肋骨ががっちりと

 

スクラムを組んでいる。

 

比較的安定した構造である。

 

上部は精神的ストレスと肩関連のストレスを受けやすい。

 

中部は消化器のストレスと精神的ストレスを受けやすい。

 

下部は浮遊肋骨で若干の安定性に欠けるきらいがある。

 

ここのトラブルは症状きつい。

 

腰椎は肋骨がなく、上半身の重力の負荷を最も受ける。

よって椎骨が大きい。

 

腰椎は5個である。

 

上から数えて4番目の椎骨にもっとも重力、運動負荷がかかる。

 

構造力学の問題だ。

 

だから4番目の椎骨でのトラブルが頻発する。

 

 

さて今日のまとめ。

 

湾曲半径をみること。

 

上背部は肩と問題と同じくくりで考える。

 

中背部は肩と骨盤の連結部の問題ととらえるといい。

 

下背部は骨盤の問題の延長線と考える。

 

 

 

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