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骨盤について ③

前回は骨盤矯正の話をした。

 

骨盤矯正はカイロのみならず整体の基本だ。

 

構造的に人体の土台に相当するのが骨盤。

 

その中心は仙腸関節と股関節である。

 

腰痛はじめ膝痛、背部痛、肩こり、肩痛…さまざまな症状の起点になるのが骨盤だ。

 

 

さて今日は腰仙関節。

 

仙骨と第5腰椎との間の関節である。

 

腰仙関節は厳密には骨盤矯正には含まない。

 

また別枠であり、ちょっと特殊な位置にあるのが腰仙関節である。

 

腰仙関節の独特な特徴は、第6腰椎関節の様相ではあるが馬尾神経薄く神経圧迫起こりずらい。

 

腰椎とは明らかに状況が異なる。

 

骨盤と脊柱の接合部の意味が大きい。

 

普通「骨がずれる」という日用語は、骨が一個ずれてその前後の骨は正しい位置

 

にあるという状況を指す。

 

ところが腰仙関節(第6腰椎関節)の場合、ずれと言う表現は回旋変位のみを意味する。

 

回旋以外の変位は骨盤の変位をとるから。

 

そうであれば腰仙関節のズレは、脊柱部分の体幹と骨盤がねじれてしまう事を意味する。

 

その結果、腰仙部のみならず身体全体のどこかにも循環や代謝に

 

微妙な変化が生じる。

 

結果、腰仙関節とはかけ離れた部位、身体全体のどこかに痛みとは若干違う不快な症状が発現する可能性がある。

 

姿勢理論においても腰仙関節は重要。

 

 

腰仙関節の側屈はとらない。

 

腰方形筋、大腰筋由来の見た目での骨盤の側屈をとる。

 

腸骨の上方移動とも言える。

 

患側の上下に症状が潜んだり顕在する。

 

まあ このケースは

 

腰方形筋、大腰筋由来と言った時点で最終的には骨盤矯正の問題の認識。

 

 

腰仙部の側方もとらない。

 

仙腸関節の側方をとる。

 

これも骨盤矯正に含まれる。

 

結構深刻な症状を引き起こすとカイロ的には言われる。

 

割合的に少ない変位ではある。

 

 

 

話は変わるが、「骨のズレ」について説明しよう。

 

特に脊椎の椎骨について言うことが多い。

 

四肢の骨でも言うことがある。

 

この言葉は全く持って不正確な表現である。

 

日常語だから問題はないけど。

 

だが、初期のカイロ理論での「変位」という表現は「骨のズレ」とほぼ同じである。

 

解剖学的には、「骨のズレ」は有り得ないのだがそれが有ると仮定した理論構築があった。

 

椎骨上の基点を決める。

 

基点は棘突起と横突起の二つの流派がある。

 

基点の変位ベクトルを三次元的に設定する。

 

回旋 側屈 側方 後方

 

この四つの組み合わせである。

 

変位が決定すれば

 

変位と逆のベクトルの方向で技術を施すと

 

明確な結果がでる。

 

結果ありきの技術である。

 

最初に勉強するカイロ理論と技術である。

 

理論背景が事実と合致しないので(解剖学的に骨のズレが有り得ない…)

 

その後「変位」から「炎症」に変わった。

 

変わっても旧理論で説明されてきた技術はそのまま残っている。

 

現場では強力な武器であることは不変だ。

 

次世代の姿勢理論では「骨のズレ」は滅多にないと断ずる。

 

炎症により見た目ズレているように見える。

 

そのように説明される。

 

たぶんそれが事実に近いだろう。

 

だが一般的な説明では、イメージしやすく分り易い言葉として

 

「骨のズレ」は使う。

 

 

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