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骨盤について ②

最も基本でかつ重要な骨盤矯正について。

 

骨盤には関節が複数ある。

 

仙腸関節 股関節 腰仙関節

 

恥骨結合  仙骨と尾骨の関節

 

 

取扱い頻度が高いのが

 

仙腸関節 股関節 腰仙関節

 

 

最も重要なのが

 

仙腸関節 股関節

 

この二つが骨盤のすべてといってもいい。

 

それぞれの特徴をあげてみよう。

 

仙腸関節

 

動きを想定していない関節。

 

よって直接関与する骨格筋はない。

 

強力な仙腸靭帯で前後から繋ぎ止める。

 

仙骨を両側から支えている腸骨

 

その接着面が茸状面である仙腸関節。

 

仙骨上には脊柱が乗っている。

 

構造的にも要の関節である。

 

 

股関節

 

仙骨を両側から支える腸骨

 

その腸骨をさらに支えるのが股関節。

 

股関節は動くことが前提になっている関節。

 

屈曲 伸展 外転 内転 外旋 内旋

 

股関節のこういう動きに関与する筋肉

 

で骨盤の筋肉は成り立っている。

 

股関節は仙腸関節に大きな影響を与える。

 

股関節は膝関節に大きな影響を与える。

 

 

 

骨盤矯正は仙腸関節と股関節を

 

どうするかが中心になる。

 

といってそれぞれ別個に

 

考えるのではない。

 

常に連動して考慮すべきである。

 

というのが私の考え。

 

あたかも骨盤=仙腸関節のようだったり

 

ことさら股関節のみに焦点をあてるのは

 

現実とは異なる理論に走るきらいを感じる。

 

もう少し細かく見ていくと仙骨の問題がある。

 

仙骨は確かに重要な場所である。

 

人体の急所の一つであり、骨盤の角度を決め副交感神経の急所でもある。

 

では仙骨の位置をきめているのは何か。

 

仙骨底では仙腸関節であり、仙骨尖では外旋六筋である。

 

外旋六筋は股関節と仙骨尖を繋ぐ。

 

そうであれば、仙骨尖の変位は股関節の変位でもあり外旋六筋の問題とも言える。

 

つまり仙骨は仙腸関節と股関節で位置が決まっているともいえるのである。

 

もう一つ中殿筋の問題がある。

 

骨盤のゆるめの対象として不動の地位にある

 

中殿筋だ。

 

骨盤のゆるめは中殿筋のゆるめと同義。

 

だが中殿筋とは股関節の外転筋だ。

 

中殿筋と合流する大腿筋膜張筋と腸脛靭帯は膝関節とも関係している。

 

股関節の外転はほぼ中殿筋のみに頼る。

 

長軸が足りない分負担は大きい。

 

この筋肉の酷使具合は大変のなだ。

 

結局、骨盤の問題は仙腸関節と股関節に帰結する。

 

症状が出にくいのが股関節

 

症状がでやすいのが仙腸関節

 

検査の種類が豊富なのが仙腸関節

 

効果的な検査が少ないのが股関節

 

だから骨盤矯正=仙腸関節矯正の誤解が。

 

どっちがより重要かという問いは無意味で

 

二足歩行で最初に重力負荷と運動負荷を

 

受けるのが股関節。

 

股関節から仙腸関節に問題が波及して

 

仙腸関節で問題が公表される。

 

そういう関係だと理解している。

 

 

腰仙関節については次回。

 

 

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