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自律神経について②
前回
あくまで推定だが、自律神経の働きはまだわかっていないと書いた。
わかっているのはごく一部の働きだけ。
生命のことがよくわかっていない事と、自律神経のことがよくわかっていないことは相似形に思える。
神経細胞は基本分裂しない。
だから細胞死したら再生しない。
シナプス(神経細胞の連結)は自在に変化する。
自律神経組織はそれ自体が生命体に思える。
自律神経は(循環,内分泌,消化,代謝)を支配する。
ヴァイタルサイン(脈拍,血圧,体温,呼吸)も。
そういう生命体のような自律神経組織が、活動しやすいような環境を維持してあげる。
それが我々にできる仕事である。
カイロプラクティックはそれが出来る。
それ以上のことは出来ない。
治すのは本人の自律神経組織である。
カイロプラクティック生体物理学の理論では、脊柱の24個の椎骨の位置が正常から移動すると
痛みはないが、脊髄神経の流れが阻害される。
その状態が慢性的に持続すると、脊髄神経が最大30年かけて徐々に死滅していく。
別の表現をすると、背骨の生理的湾曲の湾曲半径が変化すると痛みはないが、脊髄神経の流れが阻害される。
その状態が慢性的に持続すると、脊髄神経が最大30年かけて徐々に死滅していく。
さらに別の表現をすると
姿勢が悪くなると痛みはないが、脊髄神経の流れが阻害される。
その状態が慢性的に持続すると、脊髄神経が最大30年かけて徐々に死滅していく。
脊髄神経は脳神経と並ぶ中枢神経である。
運動神経や交感神経のような末梢神経ではない。
「痛み」は末梢神経である知覚神経が運ぶ情報。
知覚神経末端に痛覚受容体が分布する。
分布範囲はおもに体表面付近と支持組織である。
痛覚受容体興奮はカイロプラクティック的に言えば
警告信号であり、患部の存在の告知である。
いっぽう中枢神経には痛覚受容体が分布しない。
カイロプラクティック的に言えば
末梢神経の流れの滞りは痛みを発生させ、中枢神経の流れの滞りは生命力を削ぐ。
カイロプラクティックの最終目的は「姿勢改善」だと言う理由がここにある。
では末梢神経のよどみと中枢神経のよどみとが、両方あったらどうするのか?
末梢神経のよどみ(骨のズレ)
代表症状…痛みが優先である。
まず日常動作の不都合を良くしないと。
痛みが軽減されてきたら同時並行で中枢神経のよどみ(姿勢)
代表症状…凝り,だるい,疲れ易い,無症状
そんな感じでいくのが理想だ。
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