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カイロプラクテイックとは①
「カイロプラクティック」とはどんな療法なのだろう?
欧米では西洋医学だが日本(アジア)では民間療法である。
我が国には規制する法律がない。
ただし最高裁判決で違法ではないことは確定している。
「カイロプラクティック」の語源は「手の技」である。
それは実際に現実として間違いないのだが、
伝統的な「按摩」「整体「指圧」さらには「マッサージ」という「手技」があって
「カイロプラクティック」が何かをさらにわかりにくくしている。
(鍼灸は道具を使用するのでまた異なるカテゴリーになるだろう)
ここでは伝統的な「手技」との違いではなく
誕生してから約120年の新しい「手技」である「カイロプラクティック」
とはいったい何なのかという命題に対する私の認識を語ろう。
カイロプラクティックの主目的は「神経の流れの改善」である。
なぜ多くの療法の主目的が「循環の改善」であるのにカイロだけ違うのか?
単純に言えば、
身体の不調を回復する作用の発生源は「自己治癒力」であり「ホメオスタシス」である。
また作用媒体の中心は「自律神経」である。
自律神経は循環をふくむあらゆる生命活動を管理している。
抹消神経の大部分が自律神経であることを鑑みれば
カイロプラクティックの主目的である「神経の流れの改善」とは
「自律神経の流れの改善」のことだといっても過言ではないだろう。
だから「痛みの改善」のためにほとんどの方が来院されるが
「痛みの改善」はカイロプラクティックの主目的ではないのだ。
もちろん「痛みの改善」に熟練しないと認めてもらえない現実はある。
カイロプラクティックはアメリカ発祥で
アメリカでは社会的地位の高い職業だと聞く。
学術論文も夥しくあるが
「なぜカイロプラクティックが身体の不調を緩和するのか?」
という学術的メカニズムはいまだ解明されていない。
効果が先にあって、理屈をあれこれ論じている状態である。
だから先に「わたくしの認識を語ろう」と言ったのである。
学説を引用してもおもしろくも何ともないから。
ただカイロプラクティックの標的が神経であることは確定している。
そこをはずしたら、それはカイロプラクティックとは違う療法になる ということである。
では神経の改善をどうやってするのか ということだが 全体的な視点と局所的な視点がある。
全体的な視点で言うと「姿勢」の問題である。
局所的な視点で言えば「関節」の問題である。
神経の流れを電気の流れに例えれば
姿勢の問題は総電流の問題であり 関節の問題は接触不良の問題である。
以下続く。
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