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肩こりの話②

かつては「腰痛」、「肩こり」が症状の代名詞だったが時代の変化につれ腰痛も肩こりも複合的になる傾向があ

る。

 

肩こりと親戚関係の主な症状。

 

首こり、頭痛、目の疲れ、上部背部通 、手が冷える…

 

腰痛と親戚関係の主な症状。

 

坐骨神経痛、下部背部痛、脚のむくみ、脚が冷える…

 

順番に書いてみよう。

 

今日は肩こり関連。

 

肩と首と上背部は別のものではない。

 

同じ物の部位の呼称の違いだと考える必要もある。

 

これは構造力学的にである。

 

解剖生理的には肩と首と上背部は別のものではある。

 

両方の視点が必要だということだ。

 

解剖生理学的な視点から重要ポイントを挙げよう。

 

<関節>

 

肩甲上腕関節 肩鎖関節  胸鎖関節 肘関節

 

下部頸椎 中部頸椎 上部頸椎 環椎後頭骨関節

 

第一肋骨 肩甲肋骨関節 上部胸椎 中部胸椎…

 

 

<軟部組織>

 

回旋腱板 棘下筋 円筋 胸筋 僧帽筋 菱形筋 広背筋

 

前鋸筋 斜角筋 頭板状筋など 後頭環椎関連筋…

 

 

構造力学的に考えてみよう。

 

私見だが肩甲骨にまず注目する。

 

なぜ肩甲骨というものがあるのか?

 

骨組み的に腕は体幹とは繋がっていない。

 

体幹から浮いて存在する肩甲骨と繋がっている。

 

その肩甲骨は胸鎖関節一点で体幹と繋がっている

 

四足動物の残滓を宿す構造と考えれば

 

肩甲骨は前足の骨盤の名残のようにも見える。

 

四足歩行では鞍の形状、位置はとてつもなく重要である。

 

二足歩行になっても 脳の働き=手の動き=肩甲骨

 

やはりとてつもなく重要な存在だ。

 

肩というものはほとんど肩甲骨上にある。

 

上背部の多くの面積は肩甲骨が占めている。

 

おそらく肩甲骨の位置が正常に戻れば

 

首の湾曲半径は正常に戻っている。

 

それほど肩甲骨上には すべての問題が浮き出ているが

 

じゃあ 肩甲骨だけを集中的にやればいいのかと言えば

 

そうもいかない。

 

この部位のテリトリーは複層的に入り混じっているので

 

パズルを解くようにいろいろな視点からも考えないと。

 

例えば

 

中枢神経からの距離が近い関節筋肉の不調は周囲への

 

影響を及ぼす可能性が高い。

 

メンタルの影響も受けやすい。

 

上中部胸椎から出る交感神経は循環呼吸消化に関連する

 

重要部位に分布している。

 

延髄からでる迷走神経は上部頸椎の近くを下向している。

 

リンパ管は鎖骨下で静脈に合流している。

 

回旋腱板を構成する重要な肩甲下筋は触診が

 

ほぼ困難である。

 

菱形筋は小さいけど強大な力で肩甲骨を胸椎に

 

繋ぎとめている。

 

頸椎はもっとも複合変位を起こしやすい脊柱。

 

頭部顔面は脳神経の支配であるが実際には

 

脊髄神経の影響もかなりある。

 

などなど

 

重要な視点が目白押しなのだ。

 

 

 

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