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カイロプラクティック検査の話
検査はカイロプラクティック施術の基本である。
だが、検査法自体が大事なのではない。
検査を積み重ねていく意識が大事なのだ。
検査を積み重ねていくということは判断の連続であることを意味する。
カイロプラクティック施術はルーチンの流れ作業ではないということである。
検査の種類はいろいろある。
検査法の名前と種類の多さに初心者のときに誰もが心中で辟易する。
検査の項目だけをあげてみると
視診 目で見て判断する。
触診 手で触って判断する。
可動性検査 関節の動きの制限の有無を判断する。
整形外科検査 関節に負荷をかけ閾値の低下を判断。
神経学検査 椎間孔から出る末梢神経の圧迫を判断。
この中でもっとも重要なものは何か?
視診である。
視診であたりをつけ他の検査で確認・決定作業を行う。
姿勢の場合は 視診だけが唯一の検査法である。
視診をおろそかにするか、見当をはずしてしまうと大局観・全体像を見誤るおそれがある。
視診以外の検査法一個一個の正確性は50%と言われる。
なるべく多くの検査を実施して総合的に判断する。
視診以外の検査は局所の判断材料。
視診だけが全体の判断材料。
さて初診時大事なのはまず、医療機関を受診すべきかの判断
この判断は会った時から始まっている。
視診と問診が決定的に重要になる。
補足的に整形外科検査。
疑わしきは医療機関にということである。
次に施術が始まったとしよう。
施術は判断の積み重ねであるから検査のみならず技術もすべて判断の材料である。
その人に合った道筋の構築をしていく。
道筋の構築だから判断の連続である。
設計図を引きながら組み立てるようなものだ。
最初に描いた設計図はどんどん修正されていく。
土俵は筋骨格系の構造体である。
目的は一義的には症状の軽減であり、最終的には姿勢の改善
すなわち自律神経の流れの改善、すなわち自然治癒力のアップである。
こういう流れでの施術をするのがカイロプラクティックだと理解している。
どんな技術や検査法を使うかは本質的な問題ではない。
たしかに必須の定番検査法や技術はあるが、そんなに数多くない。
道筋の答えは一つではない。
カイロプラクターの経験と理論との共同制作。
だからこそ症状の改善と姿勢の改善に関する理論は深める努力が常に必要。
判断の質のさらなる向上が求められる。
どこまでいっても努力に終わりはない。
自分が「できる」と思った時点で終わりである。
こういう意識でやっていれば、それはカイロプラクティックだと言えると思う。
ぎっくり腰をはじめ、肩こり、腰痛、姿勢改善でお悩みの方は札幌市南区澄川のTBBカイロ整体施術センターまでお気軽にお問い合わせください。