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ギックリ腰そっくり腰痛について

今日のお話は 「ギックリ腰そっくり腰痛」である。

結構多いので話題にしようと思う。

「ギックリになっちゃいました」と言って来院される方が多い。

状況をよく聞くと一点だけギックリと違うが、後はそっくりである。

その一点はギクッが無い事である。

気が付くと段々と痛くなってきたという。きっかけは思い当たらない。

ちょっと前までは何でもなかった。

症状はまさにギックリっぽい。

つらそうななのであまりしつこく聞くのも悪いと思うが最低限の情報は聞かないといけない。

どこが痛いのですかの?と確認するとこの辺と腰まわりをさする。

 

この辺全部痛いの? そう ここは?

少し痛い。 ここは? あっそこです。

ここがほんとに痛いところ?  そう そう

 

その場所は腰ではなく骨盤だ。

念のため腰椎を診る。大きな異変は感じられない。

ここはどう?何ともないです。

これはギックリ腰ではないなあ。

骨盤周囲の中殿筋・外旋六筋がパンパンに腫れている。

敢えて言えば 仙腸関節の軽い捻挫もどき。

捻挫ではない。

もし仙腸関節がほんとの捻挫風になったらこんなものでは済まない。

とんでもない症状になっている。

 

 

■まとめ

「ギックリ腰そっくり腰痛」の症状は中等症のギックリ腰とそっくり。

違う点は、ギクッという明瞭なきっかけがない。

突然軽く発症して数時間でみるみる悪化していく。

よくよく聞くと腰椎とその付近には痛みの発生源がない。

つまり仙腸関節由来の腰痛である(放散痛との区別が必要)

(もし腰椎付近にも痛みの発生源があれば腰椎関与の腰痛ということになる。)

ちなみに慢性腰痛であっても急性腰痛であってもほとんどの例に仙腸関節は関与している。

 

 

ここで急性 と 慢性 の意味を書いておく。

二つ意味がある。

まず症状の出方を説明する意味。

急に症状がでるのが 急性

いつも出ている(繰り返している)のが 慢性

もう一つの意味は炎症の強弱を指す。

強い炎症があれば急性。

弱い炎症の持続が慢性。

強い炎症が持続していれば

慢性ではなく急性ということになる。

あとの方の意味は強弱の表現なので比較的正確に表現できるが、最初の意味はどこまでが急性でどこからが慢性か

判然としないグレーゾーンが生じやすい。

だけど、日常語としては最初の意味が理解しやすい。

日常語の表現としての急性の場合、

たとえば「急性腰痛」

急に腰が痛くなったとしよう。

ではいつから問題が生じたのか?

事故で派手にころんだのであれば問題はその瞬間に発生したといえるだろう。

何も思い当らないのに痛くなったとしよう。

問題は痛くなった時間に発生したのか?

違う。

痛くなった瞬間は堤防が決壊した瞬間である。

その前から川は増水してきている。

警戒水位を超えて警報が発令されて徹夜で土嚢を積んだけど決壊したのだ。

そうであれば決壊のあとやがて水が引いてもそのままでは住めないということだ。

決壊の後始末が必要になる。

身体も同じことだ

 

ぎっくり腰をはじめ、肩こり、腰痛、姿勢改善でお悩みの方は札幌市南区澄川のTBBカイロ整体施術センターまでお気軽にお問い合わせください。

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